写真集HIDSBY’s Photographs

『樹木派』『アジア太平洋戦争遺跡遺品①②③④⑤⑥⑦』、さらに『田園の憂鬱』が2011年5月完結、『充電式日録』『或日或処』『東京TOKYO』と、てんこ盛り過ぎ!

相模川の「ヤツボ」 相模原市大島<神奈川考②-15>  

私事で申し訳ありませんが、相模川の水で産湯をつかった友人Yくんが亡くなり3年が経ちます(いわば巡礼です)。1969年からの彼との付き合い以前は、小田急線でいえば町田ぐらいまでがぼくの「シマ」でした。自宅に電話すると、お母さんが出てよく「上京しています」という返事にびっくりしたものでした。相模川中流の「上溝」「田名」あたりは水運が盛んな時代には賑わったところでしたが、いまでは農地が宅地化と工場化がすすみ複雑な景観を見せています。今回はその少し上流「大島」の、河岸段丘下方に湧きだす「ヤツボ」が残っているので訪れました。「大島中ノ郷のヤツボ」「大島水場のヤツボ」「古清水上場のヤツボ」の3個所です。湧き水を一坪ぐらいの窪地に溜め、炊事、洗濯などに日常的に使ったそうですが、現在では地域の生活とははなれ「保存会」の方々が維持しているのがやっとのようでした。「ヤツボ」の言葉の由来は、谷津(谷戸、谷)だと思います。

相模川大島001
秋はやはり菊、Yくんにささげよう。

相模川大島002
河川敷を戦後に開墾したものと思われる(昭和32年建立の「開田記念碑」がある)。

相模川大島003
新旧小倉橋(道志、宮が瀬方面へ)。

相模川大島004
大島水場のヤツボ。

相模川大島005
大島水場のヤツボすぐ下、沢上からの水の合流部。

相模川大島006
老婦人の庭。

相模川大島007
農業用水か?取水口。

相模川大島008
ここは「ヤツボ」ではないが、じんわりと水がしみ出している。

相模川大島009
大島地区の氏神「日日神社」、ケヤキ、ヒマラヤスギ、クスノキ、サクラ、タブ、カゴノキなどが大木化して、新任の神主さんが剪定の予算がなくて頭を抱えていました。

相模川大島010
古清水上場のヤツボ
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二週間ぶりの晴れ間に 厚木七沢<神奈川考②-14>  

真夏のような広島から帰ってきたのが13日(金)、新横浜駅に着くと雨そして寒い。それから2週間、間に台風21号襲来をはさんで寒い雨が続いた。持病の腰痛も悪化して動くのも大変、きのう(/26木)ようやく晴れたのでリハビリを兼ねて厚木の七沢に向かった。わが家のほうから見る大山の稜線の美しさに見とれ、真っ正面の富士が雪化粧、でも気温は徐々に上がってきた。日光ではこの週末から紅葉本番ということだが、箱根・丹沢あたりでは北関東や東北のような息を呑むほどの紅葉は見られない、況んや厚木においてをや。センダンは青々と繁っている。でも、トチが黄葉しイイギリが赤い実を沢山つけ秋が一歩々々深まりつつある。
つぎは亡くなったYくんを偲んで、相模川を自転車で走ってみよう、沈下橋はもうないだろうな・・・。


七沢の秋001
センダン(栴檀)

七沢の秋002
トチノキ(栃)

七沢の秋003
イイギリ(飯桐)

七沢の秋004
アケビ(通草)

七沢の秋005

七沢の秋006

七沢の秋007

七沢の秋008

七沢の秋009

七沢の秋010
クサギ(臭木)

七沢の秋011

七沢の秋012

七草探し 市が尾・箱根<神奈川考②-13>  

風情などとはおよそ遠い生活をしてきたので、秋の七草がなんで、そしてどのような草花なのかとんと知らない。ススキ、ハギ、オミナエシぐらいまでが限度で、さてなんだろう?少し調べて歩いてみると、クズが・・・これはあんまりきれいともいえないし清楚という感じでもないけれど野山に縦横に繁茂した宴の後とでもいうような飾らない花がいいのかも知れない。ハギといっても、種類がいくつかあってなかなか難問だ。とはいえ、秋の風に吹かれて野山を歩く心地よさを楽しめば良しとしよう。※きょう(9/29)Mさんが教えてくれた「秋の七草 覚え方」です→「お好きな服は?」オ:オミナエシ、ス:ススキ、キ:キキョウ、ナ:ナデシコ、フ:フジバカマ、ク:クズ、ハ:ハギ・・・です。「はぎききょう、 くずおみなえしふじばかま、 おばななでしこ、 これぞ秋の七草」と覚える方法もあるようです(こちらは小学校のときに覚えたような?)

七草探し001

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七草探し011

毎日見ているから驚くことはないのですが、一般道で片側3車線(計6車線) 中央分離帯が6~10mぐらいはあるだろうか・・・こんな道路は珍しいのではないでしょうか?新横浜元石川線(一部は中原街道)はいま秋の七草「葛クズ」に覆われてジャングル化しています。花はサルスベリが満開、その他ムクゲ、テッポウユリがわずかですが、春には花盛りになるはずです。

新横浜元石川線001

新横浜元石川線002

新横浜元石川線003

新横浜元石川線004

新横浜元石川線005

新横浜元石川線006

新横浜元石川線007


梅雨明け 箱根湿性花園<神奈川考②-11>  

都心に霰アラレ雹ヒョウが降りようやく気象庁の「梅雨明け」が発表されました。すでに先週の7月10日ごろからからわが家の辺りはカンカン照りで、梅雨もどこへやら?でした。今年はそうとう長い夏になりそうなので、(寄る年波でもあるし!?)写真展の準備にかこつけて引きこもりの日々を過ごしていました。少し外出しようと箱根湿性花園に行きました。ここは箱根町が管理運営する植物園ですが、小さい範囲に様々な道をつくり行ったり来たりしていると楽しめます。狭いとはいえ南側には広大な仙石原湿性植物群落にもつながっているので、秋はススキの原を堪能できます。しかし、夏のこの時季は強い日ざしに花々も力なく、ただコオニユリだけが鮮やかなオレンジ色に自己主張していました。こんな時季も良いかも知れません。

箱根001


箱根002キキョウ
キキョウと蕾

箱根003カセンソウ
カセンソウ

箱根004ミソハギ
ミソハギ

箱根005コオニユリ
コオニユリ

箱根006トラノオ
トラノオ

箱根007ハエトリグサ
ハエトリグサ(食虫植物の特別展示場で)

揚水発電所城山湖 相模原<神奈川考②-10>  

先日友人と話し込んで、原発や電気の話に到った。そう揚水発電所というのがあって、需要の少ない=料金も安い夜間に水を山の上に貯めて、需要の多い昼間発電・供給するという特異な(といっても全国に50個所ぐらいありますが)発電所のひとつが城山湖(城山発電所)だ、ということを訳知りに話した。たしかに道志川を走って厚木に向かわずに相模原に行く時は、いつも通るところではあるが上まで登って湖を見たことはない・・・そこで梅雨っぽい季節に入り、緑がきれいな城山に登っていくことになりました。
5/15撮影

城山湖001
マルバウツギ。

城山湖002
ホウノキ。

城山湖003
ジャケツイバラ(黄色:蛇結茨、手前はミズキ)。

城山湖004
ミズキ。

城山湖005
かなり登ったところ(標高250mぐらいか)に「神奈川県企業庁城山発電所」があった・・・なんだ駐車場付だ!?自治体が運営している発電所という意味では珍しいのです、見学可能。

城山湖006
城山湖全景。

城山湖007
登っていく途中の「普門寺飯縄大権現」から、下に津久井湖、向こうは丹沢方面。津久井湖の水をくみ上げ、昼間津久井湖へ再び落として発電する。

城山湖008
八王子方面。

城山湖009
展望したところから上へ(雄竜籠山オタツコヤマ350m)登ると、小さな手製といった「航空神社」があった。72年前の戦争で、近くに墜落した戦闘機(赤いのは練習機「赤とんぼ」か?)と兵士を慰霊して。

城山湖010
本山ダム上をゆったりと鷲が舞う。

城山湖011
下っていくとミズキ。

城山湖012
いたるところにハリエンジュ(ニセアカシア)が咲いている。

湘南晴れ 葉山一色長者ヶ崎<神奈川考②-9>  

北海道の従弟から、「桜どころかこっちは吹雪です」と雪の写真が送られてきました。それでも満開前線は明日が仙台で、着実に津軽海峡を越えて札幌に行きます、5月ライラックと同じ頃?。葉山の神奈川県立近代美術館で「砂澤ビッキ展」をやっているので、あまり宣伝されないうちに見に行こうと朝一番。最初から最後までわたし一人で、贅沢な一日を過ごすことができました。最後にビデオを見ると、ビッキの工房は激しい吹雪に埋もれかかっていました、そうだ次は北海道でビッキを見なければ!

葉山へ001
展覧会のためにビッキの作品「樹華」を再制作したもの。中は写真撮影禁止。

葉山へ002
美術館で。

葉山へ003
西雅秋「イノセンス-火」1991年作、(るつぼだそうです)。

葉山へ004
西雅秋「大地の雌型より」2003-2005年作。

葉山へ005
タブノキ。

葉山へ006


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保田晴彦「地平の幕舎」1993年作。

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オオシマザクラか分かりませんが、2017年最後の桜(館内)。

葉山へ009
館内より。

葉山へ010
美術館前。

葉山へ011
美術館前。

葉山へ012
長者ヶ崎。きれいに晴れてもきょうは富士山は見えず、伊豆半島がぼんやりと横たわっていました。

さかの街はなの街 横浜山手<神奈川考②-8>  

南風が一日中つよく吹きたったいま収まりました。でも天気は上々、横浜のソメイヨシノにもきょう満開宣言がでました。横浜は山というか丘と谷の街です。ほんとうは階段が多い山手地区の階段を徹底的に撮ってやろうと考えましたが(いつも妄想ばかり)、せっかくの満開なので花と階段を撮ることに方針替え。尾根直下の崖にいっぱい咲いています、しかし区画整理がされていないので階段も多いのですが、同じ理由から上っていっても袋小路が多く満開の木にたどり着けません。けっきょく最後は「山手公園」に上ってしっかり堪能しましたが。
「山手公園」あたりは有名な学校や教会などが多く、日本最初の「西洋式公園」で最初の「テニス」を始めたところで最初の「電話ボックス」を設置したところで・・・横浜はいたるところにそんな看板が出ています。むかし外国の居留地だったからですね。


001山手満開日
その崖のみごとなソメイヨシノなのですが、けっきょくたどり着けず、対岸(北側の丘)から。

002山手満開日
こんな階段ばかり、上っていくと2~3軒あってどん詰まりだったり・・・。

003山手満開日
ハナニラ、階段の途中で。

004山手満開日
ここは階段と桜、理想的です。右の桜の花を手にした男の子の家、女の子もここの桜を手折りたかったのですがわたしがいるので躊躇しやめました、ごめんね。

005山手満開日
まぁこんな感じ、この階段は山手公園にかろうじてつながっていました。

006山手満開日
山手公園、ギター片手の若者が歌を・・うまいので動画を撮ったのですが編集がうまくいかず(明日か?)

007山手満開日
ソメイヨシノ。

008山手満開日
ソメイヨシノ。

009山手満開日
オオシマザクラ?イヌと見上げる男性と・・・。

010山手満開日
オオシマザクラ?

011山手満開日
出口~裏から入ったので入口です。人はあまり出ていません。

012山手満開日
クヌギ。

茅ヶ崎公園自然生態園 横浜都筑<神奈川考②-7>  

「茅ヶ崎」といっても湘南のそれではなく横浜市都筑区の地名です、そこにある「自然生態園」は土日祭だけ開放していますが、きょうは連休、3つの催しが重なっていました。こども(といっても大人が半数)自然観察会、シュンラン(春蘭)の観察会、それと地元の大学生でしょうか若い人の勉強会?がありましたが、それぞれ人数も少なくのんびりとまわれました。シュンランはひっそりと、しかし蘭ですから艶やかなのですがまだ咲く一歩手前でした。スギ花粉も満開飛散状態でしたが・・・。


ガマズミ


フキノトウ


モミジイチゴ


アセビ


不明


キブシ




ミモザしだれて 横浜都筑<神奈川考②-6>  

この花と出会ったのは、以前自転車仲間とバイエルンを走ったときでした。ドイツの田舎町には電柱のような上に円盤が付いていてコウノトリが巣を作ってヒナを育てていました。小さな町の銀行で円を両替するとき、年配の銀行員は1万円札なんて見たこともないようで、ためつすがめつ・引っ張ったりして点検していました、最後はインターネットで「照合」してユーロに替えてくれましたが。どこに行っても親切で、地図を見ているともっと良いコースがあると教えてくれます。それはそれは素晴らしく田舎っぽく、ニワトリが騒がしく小さな古ぼけた教会があったりします。ビールが旨い!・・・話がそれましたが、ミモザはいたるところに咲いていたのでヨーロッパの花だと思っていたらオーストラリア原産の花でした。オジギソウやアカシアの葉によく似た美しい葉をしています。






ここは横浜市営地下鉄仲町台駅の駅前です。5本ありますが、いちばん日当たりの良い木が見事に咲いています、順繰りに咲いていくのでしょうか、また行ってみましょう。

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