写真集HIDSBY’s Photographs

『樹木派』『アジア太平洋戦争遺跡遺品①②③④⑤』、さらに『田園の憂鬱』が2011年5月完結、『充電式日録』『或日或処』『東京TOKYO』と、てんこ盛り過ぎ!

明日は雨があがるのだろうか、連日の雨のなか箱根駅伝の勝負どころ小涌谷から宮ノ下を歩いた。箱根登山電車に乗ると「80/1000の勾配を登る世界第二位の登山電車です」という放送が流れ、スイッチバックをしながら標高523mの小涌谷駅にようやくたどり着いた。新幹線開通いらい急ぎ足の旅行に慣れたわたしとしてはなんとも間怠っこしい、前に進み下り電車を待ちうしろに進むの繰りかえし。10年ほど前に廃校(統合)になった「箱根町立温泉小学校(跡)」は、校門すぐ上を登山電車が行き、地下に温泉場があり入浴の授業があったという。廃校10年ほど前に立て直した斬新的なデザインの校舎は、町の人々の子どもたちに託す気持ちがこめられていたのだろうが、少子化と温泉町の衰退には勝てなかった。宮ノ下駅前、富士屋ホテルの周辺150mぐらいがむかしの面影が残り、外国人むけの骨董品屋や寄木細工の店がある。

小涌谷宮ノ下001
スイッチバックで停車(駅ではない)。

小涌谷宮ノ下002
「町立温泉小学校(跡)」校門すぐ。

小涌谷宮ノ下003
校舎。

小涌谷宮ノ下004
宮ノ下へ。

小涌谷宮ノ下005
宮ノ下へ。

小涌谷宮ノ下006
宮ノ下駅(下)周辺。

小涌谷宮ノ下007
同。

小涌谷宮ノ下008
富士屋ホテル内。

小涌谷宮ノ下010
宮ノ下駅前の足湯喫茶。

小涌谷宮ノ下011
宮ノ下駅前。

小涌谷宮ノ下012
箱根湯本駅へ。

小涌谷宮ノ下013
箱根湯本駅へ。
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箱根もすっかり秋をむかえていますが、仙石原のススキは10月に入ってからが見頃のようです。この辺は箱根山のカルデラにあたりもともと湿性の原野で、開墾すれば千石の穀物になるということから名付けられた原だそうです。その一角に箱根町が運営する「箱根湿性花園」があり、小さいながら昔の湿地の面影も(たぶん)残しています。

箱根小001シオン
紫苑シオン。付記:紫苑物語の作者・石川淳の孫が写真家として活躍している、隔世の感あり。石川直樹氏

箱根小002ススキ
湿性花園入り口にススキ。

箱根小003

箱根小004ノハラアザミ
ノハラアザミ。

箱根小005

箱根小006
チカラシバ?

箱根小007オミナエシ
オミナエシ。

箱根小008
シシウド?

箱根小009ヒゴタイ
ヒゴタイ。

箱根小010シロワレモコウ
シロワレモコウ。

箱根小011サワギキョウ2
サワギキョウ。

箱根小012ヒュウガミズキと
ジャコウソウ?
真田氏10万石の松代はNHK「真田丸」に沸いていたというほどの活気はなかった。その松代城(跡)から南へ800メートルほども行ったところに象山(佐久間象山にちなんだ名、壕は佐久間象山とは全く無関係)475mがある。その脇腹に掘削した地下壕6キロが残り(周辺地下壕をあわせ10キロ余)無料で見学ができます。壕横には小さな資料館があり、丁寧な説明付で200円、保存運動を担う方々の努力で公開されています。象山ばかりではなく弘法山、舞鶴山、皆神山などこの地域一帯が「首都・国家・大本営=軍中枢疎開」のために、1944年11月から工事が始められました。天皇・皇族・賢所・政府機関・大本営・軍上層部・NHK・通信施設・印刷局等々がここに疎開し、自らは周囲の山々と地下の壕とぶ厚い(1m)のコンクリートで守られながら「本土決戦」を準備していたのです。沖縄を時間稼ぎの「捨て石」にしながら、地元の人々の農地を強制収容し、多くの国民と6000名の朝鮮人を各地の現場からの動員と朝鮮半島から強制連行し突貫工事を行い、敗戦時には75%を完成させたが未完成のまま連合軍上陸前に一切の文書を焼き払いました。

松代大本営・象山地下壕001
ここは政府・電話局・NHKなどが入る予定だった。

松代大本営・象山地下壕002
1995年に建立実行委員会により建てられた「松代大本営朝鮮人犠牲者慰霊碑」、壕入り口すぐ右手。

松代大本営・象山地下壕003
突貫工事に携わった人々が頼りにしたカーバイトカンテラ。

松代大本営・象山地下壕004
「三種の神器」を置く「賢所」(これによって天皇が崩御しても「国体護持」がはかれるのだそうだ)を弘法山(ここ象山の南側)に建設するに当たり、熱海の丹那トンネル工事に従事していた鉄道学校生徒たちを「純粋の日本人」として動員したという、ここの管理者の方の話が「優生思想」を思い起こしリアルにひびいた。

松代大本営・象山地下壕005

松代大本営・象山地下壕006
資材、ズリなどを運ぶためのトロッコの枕木跡も残っている。

松代大本営・象山地下壕007
構内には作業者の記した文字(漢字、ハングル)が多く残っているという。左は「大邱(テグ)府大邱」、右は(わたしは)制帽をかぶった軍人か監督官の絵ではないだろうか。

松代大本営・象山地下壕008
ダイナマイト用の穴を掘る削岩機のロッドが残っていた。

松代大本営・象山地下壕009
縦穴と横穴がクロスする。ときおりコウモリがひらひらと舞っていく。

松代大本営・象山地下壕010
1873年(明治6年)疲弊した松代に産業をと、大里忠一郎らが民間製糸場「六工社」をつくり「六工社生糸」は世界的にも知れ渡った。その一角の女工娯楽所が労務(朝鮮人職制)慰安所になった。

松代大本営・象山地下壕011
天皇、侍従、侍従武官用のⅠ号舎(厚さ1mのコンクリートで造られ地下御座所とつながる)。現在は、気象庁の観測所で無人となったがデータが気象庁に送られている。なお1965年から5年間続いた「松代群発地震」は皆神山を震源とするが、いまなお小さな地震が続いているという。

松代大本営・象山地下壕012
同外観(草木でカモフラージュされていた)、同じような建物が3棟並んでいる(それぞれ、天皇、皇后、宮内省用)。

秋の松本へ 茅野・松本<或日或処⑤-9>  

先日、団地の駐車場の抽選会があった。前回はペケで、ゴミ箱の横になって箱を洗う水がかかる~毎日洗車してもらっていると思えばよいのだが。そして今回意気込んだが「中位」、両側を大きい車に挟まれて(泣)・・・その入れ替えが4日にあり、じゃぁ松本まで行ってこようとカミさんとドライブ。台風が次々来襲して不安定な天気だったが、なんとかもってくれた。日頃の××。

秋松本へ001
茅野。杖突き峠(車社会が到来するまでは、杖を突いて急な坂道を登って高遠へ行く道だった。峠までいけば茅野、八ヶ岳、諏訪湖の展望がひらける素晴らしいところだが、世の中は世知辛く食堂2軒が展望を独占していて何か食べないと見ることができない~つぶれていれば有り難い)。

秋松本へ002
茅野。

秋松本へ003
松本。信州松本の豪商何代かにわたる「酒井コレクション」、展示は少ないが10万点のコレクションからテーマごとに展示していくので尽きることはない。暗いが撮影可能。だいたい空いています。

秋松本へ004
「大友の宿祢兼道」(為一いいつ=北斎)。

秋松本へ005信州諏訪湖
富嶽三十六景(為一)、「信州諏訪湖」。諏訪湖はもう60年ぐらい前から富栄養化で汚れている、天竜川の始まりの流れを見れば緑色のどろどろ状態だ。

秋松本へ006凱風快晴
刷師ビデオ、「凱風快晴」。
「きょうのいちおし」は、幻の韓国大河小説『土地』(朴景利)です。ハングルを読みこなせる人には幻ではないのですが・・・原著全5部(全20巻-21かも?)、朴景利(1926-2008)が25年の歳月を費やして書いた大河小説で韓国では200万部のベストセラーとなったものですから。わたしは1983年発売の福武書店版(全8巻~最終的に原作の第1部のみとなった)を読み感動し3か4巻ぐらいまでは順調に読み進んだのですが、そのあとが出なくなり、福武の編集部になんども電話をしたものです。いつもあいまいな返事だったように記憶していますが、最終的には1986年に第8巻がでて終わりました(それが5部構成の第1部だけであったのは最近知ったのでした)。その後、講談社創立100周年記念出版として出たのが全6巻もので、2011年に1巻、2012年に6巻が出て完結しましたが、これは「青少年用」と銘打った「ダイジェスト版」だったのです。韓国の版元との関係など難しい問題があったのかも知れませんが完訳でなかったのは残念なことでした(注と解説は充実しているものの誤字誤植が多い~編集者・校正の手抜き?)。それが、昨年から完訳版目指しての翻訳が始まったという情報があって(数年かかるようですが)是非実現してほしいものです。
日清戦争直後、日本の本格的な朝鮮支配の始まりから解放(光復)までの困難な時代を、慶尚南道の平沙里の崔家とその村に暮らしていた農民たちの半世紀にわたる話です。「儒教封建社会の圧殺のなかで育まれた“沃土”を糧に、韓国の女語り部、朴景利(パクキョンニ)が壮大な民衆史を紡ぎ、民族の恨(ハン)を解く大河小説――金石範」(講談社版宣伝より)。映画、韓ドラ、そして韓国コミックスにもなって国民の支持と(おそらく)論議の的になった大小説。私事ですが、崔家のお嬢様ソヒと小作人・下人・両班たちが逃亡し暮らしている間島(カンド)と朝鮮側の町・会寧(フェリョン)との行き来が描かれていることに強く惹かれました、父母兄たちが暮らした(朝鮮支配のためですが)会寧であったのですから・・・。


土地福武8巻
1980年代にでた福武版は第一部だけだった。

講談社6巻
講談社版は、2011年に1巻が出版されたが「青少年版」。

朴景利
朴景利(娘婿は金芝河)。

名家の娘ソヒ26巻
「名家の娘ソヒ」として韓ドラ全26巻になっている。崔家の主人チス殺しの美女クニョが「だれのものでもなかった土地を崔家のものにしているのは罪ではないのか!」と絶叫する名場面(崔家の土地は歩いて見回るのに数日かかる)。

ソヒ日テレBS
日テレBSで放送された(全然知らなかった)。※じつは全26巻セットで3,850円で購入しました、きれいな品です!!

韓国コミックス15巻
東亜日報からコミックス17巻がでている(これは手に入れて読みたい)。

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